📊 m²あたりの床モルタル量(厚さ別)
セメント系床モルタルの目安(1cmあたり m²につき約20kg、密度 約2000 kg/m³):
| 厚さ |
材料 |
体積 |
| 3 cm | ~60 kg/m² | 0.03 m³/m² |
| 4 cm | ~80 kg/m² | 0.04 m³/m² |
| 5 cm | ~100 kg/m² | 0.05 m³/m² |
| 6 cm | ~120 kg/m² | 0.06 m³/m² |
| 8 cm | ~160 kg/m² | 0.08 m³/m² |
📐 計算式
体積(m³)= 面積 × 厚さ。材料(kg)= 面積 × 厚さ(cm)× 約20 kg。袋数 = 材料 ÷ 1袋の容量(切り上げ)。
📐 計算例:25 m² のリビング、厚さ 5 cm のセメント下地
25 m² の部屋に厚さ 5 cm のセメント系下地(CT)を施工します。体積 = 25 × 0.05 = 1.25 m³。密度を約 2000 kg/m³ とすると、仕上がりで約 2500 kg になります。
現場練りでセメント1:砂4(重量比)の場合、2500 kg には セメント約 500 kg(25 kg 袋で20袋)と 砂約 2000 kg(ばらで約 1.3 m³)が必要です。土が湿った程度の硬さに練ります。
袋入りドライモルタルなら 1 cm あたり約 20 kg/m²:5 × 25 × 20 = 2500 kg、つまり 25 kg 袋で100袋。端材や下地の不陸を見込んで約 10 % 多めに注文します。
⚠️ 下地施工でよくある失敗
- 最小厚さを下回る。 接着工法のCT下地は約 4 cm、浮き工法は 5 cm 必要で、薄いと荷重でひび割れて崩れます。
- 水が多すぎる。 軟らかすぎる練りは強度が落ち、収縮が増え、表面が粉を吹きます。土が湿った程度が目安。
- 緣の絶縁帯がない。 周囲の発泡帯を省くと下地が壁に固着し、隅でひび割れます。
- 歩行やタイル張りが早すぎる。 セメント下地は概ね 1 mm あたり1日かかります。床材を張る前に残留水分を確認します。
- 下地処理を怠る。 ほこり・油・プライマー不足は接着系下地の付着を損ないます。
🛒 どの下地を選ぶか
セメント系下地(CT)は万能型です。湿気に強く、浴室・ガレージ・屋外にも使えますが、乾燥が遅く反りやすいのが難点。湿気や大きな点荷重がある場所に向きます。
硫酸カルシウム系(アンハイドライト)流し込み下地(CA)は自己レベリングし、目地の少ない大面積で施工でき、床暖房の上に最適です。乾燥環境専用で、水回りや屋外には不可。
小さな補修なら袋入りドライモルタルが手軽。大面積や高い平坦性にはポンプ圧送の流し込みが省力的です。荷重に応じて強度区分(例:CT-C25-F4)を選び、必ず仕上げ材との適合を確認してください。
❓ よくある質問
m²あたり床モルタルはどれくらい必要ですか?
セメント系床モルタルは、厚さ1cmあたり m²につき約20kgです(密度 約2000 kg/m³)。厚さ5cmなら約100 kg/m²となります。面積を掛け、1袋の容量で割ってください。
床モルタルの体積はどう計算しますか?
体積(m³)= 面積(m²)× 厚さ(m)。20 m² で厚さ5cmの場合:20 × 0.05 = 1.0 m³。
床モルタルの最小厚さはどれくらいですか?
接着工法(密着)の場合は約2.5cmから、絶縁層の上では約3.5cm、断熱材の上に浮かせる工法(フローティング)では荷重に応じて通常4〜7cmです。